パーフェクト整体 プレセミナー ヘルメス塾について

パーフェクト整体プレセミナー胸郭

パーフェクト整体 本講座向けのプレセミナー

本講座への準備講座といった位置づけである
また、このパーフェクト整体プレセミナーを受講していないと本講座を受講できない形となっている

ではこのパーフェクト整体プレセミナーで何を学べるのか

・手法時のからだの使い方
・硬膜理論
・硬膜調整手法
・肩甲胸郭関節手法(肋骨、肋椎関節、肩甲胸郭関節)
と申し込みサイトでは表記されている

あらためて申し込みサイトを見てみてるとセミナー内容はとても簡素に記載されている

ここでは少し細かく記載していこうと思う

硬膜調整

この硬膜調整では大きく2つの目的をもって行う手法である

  • 脳脊髄液の循環と生産を促す
  • 硬膜の歪みを外し全身へとつながる膜の緩和

これにより硬膜の循環が改善し、循環障害を起因とする症状が解放される

また、このパーフェクト整体で行う硬膜調整自体がそのままセルフケアとして利用できるため、施術時に硬膜調整での改善がある場合は、そのままセルフケアを指導することにより、より早く、確実に不調を改善させる事ができるようになる

 

個人的にはむち打ちなどからくるような不定愁訴には効果的に感じている。来院者さん自身が行う事ができるので、施術後の良い状態をキープしやすくなった。
また全身の緊張度を下げることができるので、第一次的な原因を見つけやすくなった感がある

もともと脳脊髄液の調整なると、頭蓋仙骨療法、オステオパシー、カイロプラクティックなどに手法としての脳脊髄液調整法が利用されているが、パーフェクト整体のプレセミナーではこの調整法をとてもシンプルにした方法を設計して指導されている

 

シンプルが故に、患者さん自身でも行えるもの(体操として寝ながら、座りながら)であり、術者が比較的に習得がし易いものである

 

  • プレセミナー受講時にはぜひ、動作の大きさ、術者の触知場所をしっかりと確認されてください

プレセミナー終了後に、本講座ではこの応用形として後頭骨を利用した硬膜調整法を学ぶ こちらは習得にある程度の触知力と頭蓋の操作法を必要とする

 

脳脊髄液について耳慣れない方は、片平悦子著
「3つの体液」を流せば健康になる! ──血液・リンパ液・脳脊髄液のしくみと流しかたを一読していただければと思う

 

肩甲胸郭関節

ここでは肋骨、肋椎、肩甲胸郭関節を学ぶ
個人的なおススメでもある胸郭の調整である

この理論と手法を実践できるようになり、寝違い、胸部中部位の背部痛、肩部からの頭痛、顎関節の問題、耳鳴り、呼吸の改善などがより効果的に対応できるようになった

さて胸郭についてはこの仕事を生業とされている方には当たり前ですが、体幹の面積として大きな部分であり肩部、腰部との結合部もあります

 

肩甲骨は肋骨で構成されている胸郭の上で活動しており

腰部においても12肋骨などは腰方形筋などの付着部でもあり、胸腰移行部の可動に大きくかかわる場所も含まれている

 

肩の問題(肩こり、五十肩などの肩関節周囲炎、インピンジメント)で肩甲骨や鎖骨の操作方法、手法などは良くみかけるが肩甲骨の可動の土台となっている肋骨(肋椎含)を調整する方法は多くはないのではと思う

 

実際、肩甲上腕関節の問題なども、肩甲骨下の肋間を含めた肋椎関節の可動性が大きく影響していることはみなさんご存知のとおりである

胸椎の可動制限もこの肋骨が関係しているケースも多く、脊柱全体への影響はカイロプラクティックや整体をやられている方なら想像に難しくない

そこを解放する方法を知らない事は、大きな損失でありこの調整を習得できる機会としてもプレセミナーを受講するメリットの一つになるだろう

 

また、下部肋骨も腰部の症状には大きくかかわっている筋群の付着部の多い箇所である

腰痛だから、骨盤、腰椎だけではないしっかりと股関節や胸郭を含むからだ全体からみるスキルを一つでも多く学び幾重にも変化する痛みや不調の原因に対応できるよう備えるべきである

受講時には調整法を学ぶとともに、現在施術している患者さんの症状や歪みに対して、硬膜調整や肋骨や肋椎、肩甲胸郭関節がどのように影響するかを考えて、学び、講師へ確認されてみてはどうだろうか

パーフェクト整体 本講座ベーシック

世間で「パーフェクト整体」と言われている手法群は
このベーシックセミナーの手法群である

パーフェクト整体の本講座(通学)には2つのコースがある
1、パーフェクト整体 ベーシックコース
2、パーフェクト整体 アドバンスコース

ベーシックコースがパーフェクト整体の基本となる
セミナーである

講義は8日間(+1日の復習会)行われ
なおベーシックコースをい受講するには、
事前に「プレセミナー」を受講する必要がある

内容は硬膜調整、全身骨格の調整であり(頭蓋を除く)
パーフェクト整体独自の骨格調整法を学ぶ

この調整法は当初の受講生からオステオパシーの手法なのでは?
といった声もあるが(事実、片平氏は治療家としてオステオパシーを
同郷の齋藤巳乗先生より学んでいる)、実際の理論や方法は独自に
経験則的に発見したものである

パーフェクト整体受講生の中にはオステオパシーを臨床で使用している
治療家の先生が数名いたが、片平氏が教えている調整法はオステとは違い
独特なものであると言っている

またアメリカにてD.C.(ドクター・オブ・カイロプラクティック)のライセンスを
取得し日本で活動されている治療家の先生が、パーフェクト整体を受講
されてからの臨床での有効性を興奮気味に語られていた事がとても印象
に残っている

この調整法については、関節内での調整を触知しながら術者の感覚的圧
で行う特殊なものである。実際ベーシックで教えられる基本的なものから
口伝で伝えられる応用的なものがある

*8日間のベーシック講座でも応用的な調整法も教えられるが
実践できるかはその習得度、治療的センスによるものと思われる)

 

また、2014年7月現在、片平氏本人はパーフェクト整体ベーシック講座の
指導を修了し、自身が育て上げた後進にその場を譲っている

8日間のベーシック講座で習得できる

頭蓋内、仙腸関節を利用しての脳脊髄液の循環調整
全身の骨格を微細にそして効果的に調整していく手法については
その習得方法をふくめ説明していきたいと思う

 

パーフェクト整体 創始者 片平悦子

パーフェクト整体の創始者である片平悦子氏

書籍などに掲載されているプロフィールは

1984年あん摩・マッサージ・指圧師、鍼師、灸師
東北大学医学部解剖学教室、肉眼解剖教室研究生
金沢大学医学部肉眼解剖教室肉眼解剖実習性
1986年片平治療室開業
2004年ヒーリングセンターヘルメス
2009年女性治療家塾
2014年一般社団法人日本パーフェクト整体普及協会設立

著書として
「たった3センチで人生が変わる座り方」
「3つの体液を流せば健康になる!」
「ヒザを閉じれば腰痛・肩こりは治る」
「3分間内臓ストレッチで疲れないカラダをつくる」

実際に片平氏にお会いしたことがある

身長も160センチくらいの小柄な女性である
印象は明るい気さくな女性でもあった

たくさんの書籍を著しパーフェクト整体の創始者といった
かたぐるしそうなイメージとは少し違っている

そして実際の治療現場を何度かみさせていただいているが
その原因発見能力と超微細な調整に驚愕させられる