3分間「内臓ストレッチ」で疲れないカラダをつくる  片平悦子先生の新刊

パーフェクト整体の片平悦子先生の新刊
が発売されています

3分間「内臓ストレッチ」で疲れないカラダをつくる

内容は内蔵の不調がどうのような
からだの痛みとして発現するかが
書かれています

一般の方向けの内容ですが
柔道整復師、鍼灸、整体業を
やられている先生も
患者さんへの症状説明の際
とても参考になるでしょう

またセルフケアにおいても、
効果的なエクササイズが掲載
されています

特に108ページのエクササイズなどは
五十肩など肩の痛みの患者さんのセルフケアとして
かなり使えます(肩甲胸郭の調整に活用可能)

患者さんが自宅でこれを行う事で、
患者さんも楽になり、
施術者の施術効果も相当あがります

内蔵調整などをされている方は、内蔵の位置がどのような
経緯で変位しているかが説明してあるので、意外とプロの
治療家の方も参考になるでしょう


最後に、座位のモゾモゾ体操を映像で紹介
(脳脊髄液の循環を正常に調整)

パーフェクト整体のDVD

パーフェクト整体整体技術マスタープログラム

パーフェクト整体関連のDVDは現在2種類ある

  • パーフェクト整体 整体技術講座
    マスタープログラム(DVD10本)
  • 片平悦子のパーフェクト整体
    (DVD3本) 販売:治療院マーケティング研究所
    *現在は販売終了
  • パーフェクト整体セミナーDVD<腰痛編>
    販売:カイロベーシック

この3本のうち当サイトはマスタープログラムの方を説明していく

話は変わりますが、パーフェクト整体本講座(ベーシック)を開催していて
参加された受講生がやはりDVDを購入してから入塾される方が本当に多い

参加者の声から多いのが
「DVDの内容で結構効果があったので、さらに勉強したくて受講した」
といったものだ

私からすると「DVDの内容がわからない」から参加した方が多いのでは
と思っていたのだが、このマスタープログラムの評判は結構いい

実際に私が教えた受講生でもこのDVDの内容で結構な繁盛院に
なっている先生もいる

ただ、DVDに収録できる内容と本講座(ベーシック)ではボリューム
も相当違うので、本講座をDVDの内容+αとして参加されると
「本講座とDVDは全然違う」「同じ手法なのにそこまで深く見なければならないか」
と言われる方も少なくない

片平悦子先生いわく
「本講座の内容とDVDの内容は6割くらいが同じものの進化版」
と言われているが、参加者の先生方からすると
「7、8割くらい違う」といった感想が多いのも事実である

DVDと本講座受講料の差からすると8倍以上のボリュームと
効果差があってしかるべきだが、実際はそれ以上ではないかと
個人的に考えています(その理由は別途記載します)

パーフェクト整体 整体技術講座 マスタープログラム

このDVDは10本セットからなり

各DVDの共通構成として

前半:対象の解剖学講義

後半:対象のパーフェクト整体手法

からなっている

この前半の解剖学講義ではただ骨格筋肉を述べるだけ
ではなく、現場における注意点や痛みの原因なども語られている
(痛みの診断においてとても重要なポイントでもある)

パーフェクト整体自体が解剖学をベースしてて筋、骨格を
どのように動かし、関節(身体)がもつ本来の力を発揮させうる
刺激を入れていくことを目指している

五十肩ならコレ、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症にはコレ
故に症状別の手法があるわけではなく
それぞれの症状を引き起こしている原因(骨格的制限、軟組織的制限)
を正確にみつけてそこを解放していく事を目的としています

たぶんこれを読まれている方の予想をはるかに超える精密さで
身体をみていきます

実際、プレセミナーや本講座で他団体や
カイロ、オステを使われている先生が受講された際に、
「ここまで細かく見てるんですね」とか「こんなに細かく感じられない。。」と
いったコメントをよく耳にします

よってパーフェクトマスターDVDを購入された方は
映像内の手法をより具体的に精細に行い、感じながら
学習されることをお勧めします

できれば感覚的な部分を一度でも実感されることを
おススメします

パーフェクト整体 プレセミナー ヘルメス塾について

パーフェクト整体プレセミナー胸郭

パーフェクト整体 本講座向けのプレセミナー

本講座への準備講座といった位置づけである
また、このパーフェクト整体プレセミナーを受講していないと本講座を受講できない形となっている

ではこのパーフェクト整体プレセミナーで何を学べるのか

・手法時のからだの使い方
・硬膜理論
・硬膜調整手法
・肩甲胸郭関節手法(肋骨、肋椎関節、肩甲胸郭関節)
と申し込みサイトでは表記されている

あらためて申し込みサイトを見てみてるとセミナー内容はとても簡素に記載されている

ここでは少し細かく記載していこうと思う

硬膜調整

この硬膜調整では大きく2つの目的をもって行う手法である

  • 脳脊髄液の循環と生産を促す
  • 硬膜の歪みを外し全身へとつながる膜の緩和

これにより硬膜の循環が改善し、循環障害を起因とする症状が解放される

また、このパーフェクト整体で行う硬膜調整自体がそのままセルフケアとして利用できるため、施術時に硬膜調整での改善がある場合は、そのままセルフケアを指導することにより、より早く、確実に不調を改善させる事ができるようになる

 

個人的にはむち打ちなどからくるような不定愁訴には効果的に感じている。来院者さん自身が行う事ができるので、施術後の良い状態をキープしやすくなった。
また全身の緊張度を下げることができるので、第一次的な原因を見つけやすくなった感がある

もともと脳脊髄液の調整なると、頭蓋仙骨療法、オステオパシー、カイロプラクティックなどに手法としての脳脊髄液調整法が利用されているが、パーフェクト整体のプレセミナーではこの調整法をとてもシンプルにした方法を設計して指導されている

 

シンプルが故に、患者さん自身でも行えるもの(体操として寝ながら、座りながら)であり、術者が比較的に習得がし易いものである

 

  • プレセミナー受講時にはぜひ、動作の大きさ、術者の触知場所をしっかりと確認されてください

プレセミナー終了後に、本講座ではこの応用形として後頭骨を利用した硬膜調整法を学ぶ こちらは習得にある程度の触知力と頭蓋の操作法を必要とする

 

脳脊髄液について耳慣れない方は、片平悦子著
「3つの体液」を流せば健康になる! ──血液・リンパ液・脳脊髄液のしくみと流しかたを一読していただければと思う

 

肩甲胸郭関節

ここでは肋骨、肋椎、肩甲胸郭関節を学ぶ
個人的なおススメでもある胸郭の調整である

この理論と手法を実践できるようになり、寝違い、胸部中部位の背部痛、肩部からの頭痛、顎関節の問題、耳鳴り、呼吸の改善などがより効果的に対応できるようになった

さて胸郭についてはこの仕事を生業とされている方には当たり前ですが、体幹の面積として大きな部分であり肩部、腰部との結合部もあります

 

肩甲骨は肋骨で構成されている胸郭の上で活動しており

腰部においても12肋骨などは腰方形筋などの付着部でもあり、胸腰移行部の可動に大きくかかわる場所も含まれている

 

肩の問題(肩こり、五十肩などの肩関節周囲炎、インピンジメント)で肩甲骨や鎖骨の操作方法、手法などは良くみかけるが肩甲骨の可動の土台となっている肋骨(肋椎含)を調整する方法は多くはないのではと思う

 

実際、肩甲上腕関節の問題なども、肩甲骨下の肋間を含めた肋椎関節の可動性が大きく影響していることはみなさんご存知のとおりである

胸椎の可動制限もこの肋骨が関係しているケースも多く、脊柱全体への影響はカイロプラクティックや整体をやられている方なら想像に難しくない

そこを解放する方法を知らない事は、大きな損失でありこの調整を習得できる機会としてもプレセミナーを受講するメリットの一つになるだろう

 

また、下部肋骨も腰部の症状には大きくかかわっている筋群の付着部の多い箇所である

腰痛だから、骨盤、腰椎だけではないしっかりと股関節や胸郭を含むからだ全体からみるスキルを一つでも多く学び幾重にも変化する痛みや不調の原因に対応できるよう備えるべきである

受講時には調整法を学ぶとともに、現在施術している患者さんの症状や歪みに対して、硬膜調整や肋骨や肋椎、肩甲胸郭関節がどのように影響するかを考えて、学び、講師へ確認されてみてはどうだろうか